岩風呂に入りたい

◆コロナ禍が始まってから放映され始めた高校生?が歌唱している姿をリモート撮影し、合わせて合唱風にするというポ○リスエットのCMが非常に苦手、というかキツくて、あれを見るならテレビショッピングを見ていた方が幾分かマシだという思いになるのですが、皆さんいかがでしょうか。少なくとも商品コミュニケーションの担当者はおそらくあの表現を良いと考えていて、現に多くの方の共感を得ていると思うのですが、心がゾワゾワしてしまうのは何でなんでしょうか。何でなのかを考えたんですが、未だに言葉にできません。自分の好き嫌いを他人に共感してくれという考えを持ったことは生まれてから死ぬまで一度もないですが、あれが多くの人に何かしらの評価を得る(もしくは得ている)のであれば、ポ○リスエットの担当者としての素質が僕にはないということは確か、です。

 

◆いろんな世間のお金の平均値を見るのが昔から好きです。世代別の平均所得、世帯平均貯蓄額、月間の支出平均…ググるといろんな平均値を短い時間で理解することができます。2016年に厚生労働省が発表した年代別平均貯蓄額、29歳以下ですと、「154万8000円」だそう。この数字の裏にはいろんなドラマを見てとることができます。僕は口座を貯金用、給与振込口座、緊急支出用と大まかに3つに分けていますが、ぶっちゃけると貯金用にこんな金額は入っていませんね。毎月給与が入るとしょうもないことに使ってしまっているので。平均貯蓄額に話を戻しまして、39歳になると「403万ちょっと」に額がぐっと上がります。勤め人ですと、給与もそれなりに上がって、家庭も持つ人が多くなることで、貯蓄に意識的にならざる得ない人が多くなるのでしょう。この数字を受けて、僕は老後の資金源に思いを馳せます。老後の資金源は大きく3つあると言われていて、年金・退職金・貯金だそうです。おそらく僕ら以下の世代は現在の基準で年金を受給するのは絶望的なので、ほぼ無いと考えると、ゆくゆくの心的ダメージはないかと思います。勤め人の希望の星である退職金もまあ、、、同様でしょう。あれば、幸せですね。ともすると、貯金を切り崩しながら老後を過ごすということになりますが、これだけで日々闘うとなると、、、ということを考えながら、昨日スニーカーを買うのを我慢したという話です。

 

◆「僕の家」という全5篇の短編集を9月中旬に出します。海外のどこかを舞台にした話を書くことが最近多かったですが、今回は日本を舞台にしようかと思っています。予定では8月中に予約を受け付けて、売り上げについては全て新型コロナウイルス関係の基金か何かに募金します。また告知するんで、頭に留めて置いてもらえると嬉しいです。まだ2000字ちょっとしか書けていないけれど。